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2008.3.25 up
■ JR「おおさか東線」が開業 放出−久宝寺間の延長9.2km
   半世紀の悲願実る 交通の利便性が大きく向上
    冬柴国交相 記念式典でテープカット
JR西日本の「おおさか東線」が15日、開業した。大阪府東大阪市のJR長瀬駅で行われた記念式典には冬柴鉄三国土交通相(公明党)が出席してテープカットしたほか、始発駅である八尾市の久宝寺駅や、沿線各駅での行事には地元の公明党府・市議らも出席、開業を祝った。

同線はJR京都線の新大阪駅(大阪市淀川区)と、大和路線の久宝寺駅間、20・3`を結ぶものだが、北半分は工事が遅れているため、学研都市線・放出(はなてん)駅(大阪市鶴見区)と久宝寺駅との間、9・2`の南半分だけの部分開業となった。

大阪では府内東部を南北に縦断する鉄道路線がないため、城東貨物線を旅客線化しようという構想が1950年代から出ていた。しかし、当時の国鉄の財政難問題があり、国鉄の分割民営化後も工事が進まなかった。

1996年、大阪府や地元自治体、西日本旅客鉄道が出資する「大阪外環状鉄道」が設立され、ようやく着工。この日の開業にこぎ着けた。半世紀ぶりの悲願達成とあつて沿線住民の喜びは格別である。

おさか東棟には高井田中央、JR河内永和、JR俊徳道、JR長瀬、新加美の5駅が設けられた。
運転されるのは一日67往復。途中、大阪市営地下鉄中央線、近鉄奈良線、近鉄大阪線などと接続。通勤・通学の足がぐんと便利になった。

朝夕のラッシュ時には関西線や東西線を経由して、奈良と大阪都心部や尼崎方面を結ぶ直通快速電車も運転され、物流、情報面などでの今後の広域的な発展にも期待が高まっている。なお、新大阪−放出間については2012年春に開業の予定。

冬柴国交相はこの日、京都線に開設された島本駅(大阪府島本町)での記念式典にも出席した。

−−−「公明新聞」より転載−−−